私をとりまく妄想相関図 Part4
しつこいとは思うが、妄想が湯水のように湧いてきてしまうので、仕方ない。また、ごく少数ではあるものの、次も見たい!との声も聞こえてきており、その声に甘えたいと思う。
少しずつ、私はこの妄想の世界で生き始めている感がある。「春馬との打ち合わせに行かなきゃ」とか「健太郎のとこで花を買ってくるわ」とか「ジェイクが次にツアーから帰ってくるのは…」とかナチュラルに言い出したら、完全に病気なので、大変お手数ですが、どなたか、病院に連れていってもらえるとうれしいです。
※このページは、ぜひPart1、Part2、Part3を見てからお越しください。
では、ギリギリ現実世界に留まりながら、始めよう。もう、主要人物のおさらいは省いてもいいかな。
Part4の新メンバーは結構渋めです!
<世良公則>
私の父。若い頃はシンガーソングライターだったが、結婚を機に楽器の輸入業を始め、現在に至る。ワイルドでポジティブ、情に厚い一面も。母の風吹ジュンとは今もラブラブ。
私たち家族は、私が小学校を卒業するまでハワイに住んでいた。それは、ハワイで有名なメーカーのウクレレを日本に輸入するため。子どもの頃、夫のジェイクと私が会ったことがあると知ったのは、彼と出会ってしばらく経ってからのことだった。
<成田凌>
父の会社の営業マン。社員20名ほどの小さな会社なので、新入社員を毎年採っているわけではないのだが、「どうしてもこの仕事がしたい」と履歴書を持って飛び込んできたその心意気に父が惚れ、異例の採用。
入社して5年になるが、先輩たちを凌ぐ勢いで新たな取引先を獲得したり、子ども向けのイベントを企画したりと、生き生きと働いていており、父のお気に入りの部下。
<岩合光昭>
全国に12の支部がある、動物保護団体のボス。主に保護猫や保護犬の譲渡活動、地域猫の去勢手術の推進などを寄付金を募って行っている。博愛精神の塊のような人。
我が家の2匹の猫とは、彼の団体の譲渡会で出合った。実は、彼の本業は動物カメラマン。国内外問わず、忙しく撮影に出かけ、写真集は大人気。売り上げの一部を団体の運営資金にしている。
<岡田健史>
岩合さんの息子で、大学2年生。父の背中を見て育ったからか、動物が大好きで、獣医学部に通い、獣医師を目指している。そう、私がお世話になっている動物病院の院長、西島秀俊の息子(羽生結弦)と同じ学校。
結弦くんは3年生だが、ボランティアで岩合さんの団体の活動に参加しており、そのつながりで健史くんとは仲が良い。彼は、聡明で志が高い結弦先輩のことをとても慕っている。
<小田和正>
古いピアノが置いてある、渋い喫茶店のオーナー。岩合さんとは古くからの友人で、店の看板猫の「クロ」は譲渡会で引き取った子。
凝ったメニューはないけれど、ここのホットケーキとナポリタンは絶品で、急に食べたくなって足を運ぶことがある。暇になると、小田さんは店のピアノを弾き出し、BGMが生演奏という贅沢な時間を過ごせる。
<千葉雄大>
近所のビアBARの若きオーナー。30以上のサーバーを構え、日本全国から仕入れたクラフトビールを飲ませてくれる店で、月に2回は足を運ぶ。ありきたりのつまみではなく、旬の素材を使った創作料理を出してくれるところもいい。
彼はかつて、リュックサック1つで1年半かけて全国の醸造所をまわったのだとか。自らの目で、舌で確かめて納得したものしか置かない主義。その飽くなき情熱を尊敬している。
<中島裕翔>
千葉雄大のビアBARの共同経営者。都内のフレンチレストランで働いていたことがあるらしく、主に料理を担当している。カジュアルフレンチはもちろん、アジアンテイストのメニューや和食などレパートリーが幅広い。
私の兄の斎藤工も料理人だと話したら、「店に行ってみたい!」とのこと。今度、ビアBARの定休日に、雄大&裕翔の2人を連れて、兄の店に行くことになっている。
<新田真剣佑&眞栄田郷敦>
散歩の途中にたまに立ち寄るコーヒースタンドのスタッフ。兄弟で店を切り盛りしている。どうやらオーナーは彼らの父親らしい。平日は真剣佑か郷敦のどちらかがいて、休日は2人体制。
イケメン兄弟の店として近所では有名で、若い女の子もよく来ている。黒くて毛がツヤツヤの大きなラブラドールレトリーバーが看板犬としていつも店先にいて、和む。
<光石研>
時々ふらっとのぞくインテリアショップのオーナー。北欧、東欧などで買い付けたセンスの良い雑貨が並んでいる。彼自身もおしゃれでステキなおじさま。奥さんの樋口可南子も上品でお似合いの夫婦。
クッションカバーや食器など、我が家にはわりとここで買ったものが多いかも。アンティークの食器も取り扱っていて、新たに入荷した際は、メールで知らせてくれる。
<山崎賢人>
光石さんとこの長男。社会人になって5年はインテリア系の民間企業で働いていたが、それは社会勉強の位置づけだったよう。1年前に退職し、今は父について買い付けを学ぶなどしている。
光石さんは「早く引退して田舎に引っ込みたい」と言っているので、あと5年もしたら、賢人が店を継ぐのだろう。社長の息子にしては、擦れておらず、腰の低い誠実な青年で好感が持てる。