私をとりまく妄想相関図 Part 1 (2020年5月編)

 

「IKE-MEN」なんてコンテンツを作ってしまって、何を書こうかなって、しばらく考えていた。今をときめくイケメンたちのことなんて、だいたいみんな知ってるし、私がこの期に及んで説明するまでもない。

 

そんな時に見たのが、知らない人の、このツイートだった。


 

最高にステキな妄想劇場じゃないか!!!


そして、そういや私、この間この本を買って、ちょっとした妄想をしたばかりだったわと、思い出した。

「悪い男」(2019年/小学館)

 

写真家の蜷川実花が、イケメン俳優、ミュージシャンなどを撮った写真集。

 

例えば、


「もしもひとりで訪れた水族館で、たまたま隣に立っていたのが菅田将暉だったら」
「もしも坂口健太郎が同僚だったら」
「もしも瀬戸康史と一緒に大雨に降られたら」
「もしも松坂桃李と結婚したら」
「もしも斎藤工が朝ご飯を食べに来たら」

 

などなど、いろんな「もしも」を想定したシチュエーションで撮り下ろしたものだ。なんてウハウハな企画だろう。ページをめくりながら、よだれが出そうだったよ。

 

で、そのラインナップに、大好きな三浦春馬と、志尊淳がいなかったもんだから、彼らならどんな「もしも」に落とし込もうか…と熟考したわけ。


楽しい、楽しい、シンキングタイム。こういうの考えて出したら、ほんともう、時間がいくらあっても足りないわ。

 

なので、今回は「私をとりまく妄想相関図 Part1」と題して、例のツイートみたいに、私のめくるめく妄想を披露したいと思う。


(誰トクなのか?と聞かれても、困る。そんな野暮な問いは捨ててくれ)

 

あーすでに楽しいな。レッツスタート!
まずは、肝心なこちらからね。


<わたし>


30代前半のエッセイスト。女性誌3誌と2つのWEBマガジンで連載を抱えつつ、書き下ろしエッセイ集の執筆にも忙しい。幼少期をハワイで暮らした帰国子女。


2匹の猫と、優しい夫と都内のマンションで暮らしている。旅行とお酒と料理が趣味。自宅でホームパーティを開くのが好き。


頭おかしいよね。でも、ここからが本番だよ。


<三浦春馬>


出版社の編集者で、私の連載とエッセイ集の担当。2人きりで、週1回のカフェでの打ち合わせがルーティン。「葉月さんの書く文章の世界観が好きなんですよね」と、いつも褒めてくれる。

 

児童書の担当をしたくて入社したそうだが、女性誌の編集をするうちにやりがいを見出したよう。男性ならではの視点で企画する特集はいつもユニークで評判がいい。休日返上でイベント視察に行くなど研究熱心。


<志尊淳>


春馬といつも行くカフェの店員。もう3年以上の常連なので、すっかり顔見知りでいつも他愛のない話で盛り上がる。このカフェには、たまに夫とも訪れるのだが、夫とも気が合って、たまに家に遊びに来る仲に。

 

将来、自分の店を持ちたいという夢があるらしく、今は接客の勉強中なのだとか。物腰が柔らかく、愛想も良いし、気が利くし、彼は接客業に向いていると思う。ジャズダンスという意外な趣味があり、一度、ステージを見に行ったことがある。


<松坂桃李>


もう10年通っている行きつけの美容院のスタイリスト。月に1回のカットのほか、隔週でトリートメントをしに行っている。行くと必ず、前号の連載の感想を話してくれるマメな男。通っているジムが一緒で、たまに遭遇する。

 

長年付き合っている彼女(満島ひかり)がいるのだが、なかなか結婚を決意をしない彼に業を煮やしているらしい。先日「いやぁ、きっかけがないんですよね…」と弱気な発言をしたので、マジ説教をしたばかり。


<瀬戸康史>


私が出版社に勤めていた時の後輩で、私が辞めてからも、時々連絡をくれては、飲みに行ったり、うちに来たりしている、弟のような存在。先日、某雑誌のデスクに就任したばかり。私に連載ページをやってほしいと言ってくれており、ありがたい。

 

お菓子作りが得意というかわいい面があって、うちに来るときはいつも手作りのお菓子を持ってきてくれる。彼の作るスコーンは絶品。焼きたてが食べたいから、今度我が家で作ってもらうことになっている。


<神木隆之介>


年の離れた私の弟。素直で誠実で、本当にいい子に育ってくれた。社会人になって都内に住み始め、たまに我が家の猫に会いに来る。私と違って堅実派で、会社選びも慎重だった。今は、某車メーカーでマーケティングの仕事をしている。


見た目のわりによく食べるので、遊びに来るたびに張り切って食事を作る。同じタイミングで遊びに来ていたカフェ店員の志尊淳と友達になって、よくつるんでいるらしい。


<森山直太朗>


私が出版社に勤めていた時に、よく一緒に仕事をしていたグラフィックデザイナー。当時からよく飲みに行ったり、一緒に出掛けたりしていたが、辞めてからも変わらず付き合いがある。


今度出る私のエッセイ集のデザインも彼がやってくれることになっており、度々、顔を合わせて打ち合わせをしている。最近、小鳥を2羽飼い始め溺愛しており、何の脈略もなく小鳥の写真をLINEで送りつけてくる。かわいいからいいけど。


<高橋一生>


 直太朗の美大時代の同級生で、現在はデザイン会社の共同経営者。直太朗は経営の方はからっきしダメだが、彼の才能に惚れて独立しようと持ち掛け、実質、高橋一生が経営を担っている。


彼はデザインもするのだが、主な仕事はフォトグラファー。私の結婚式の写真も彼が撮ってくれた。彼が写真を撮り、直太朗がデザインをしたインテリアショップやアパレルメーカーのカタログは、とても評判がいい。


<藤井風>


森山直太朗と高橋一生のデザイン会社に入ってきた新人。風変わりで不思議な子だが、どうやらセンスはとてもいいらしい。端正な顔立ちに似合わぬごりごりの岡山弁で話す。クライアントの前では標準語を話すよう心掛けているが、なかなか難しいらしい。


学生時代から音楽活動をしていたとかで、同じく楽器のできる直太朗とバンドをやろうと話しているみたい。最近、直太朗との打ち合わせや飲み会にいつもついてくる。


<斎藤工>


私の兄。料理人で、吉祥寺にイタリアン、青山にスパニッシュのお店を出している。近々、神楽坂に渋めの焼鳥屋をオープンする予定。兄は料理人よりも経営者の才があるんじゃないかと密かに思っている。


お店には夫や、瀬戸康史、森山直太朗なんかともよく一緒に行く。奥さんの長澤まさみとの間に、3歳の子どもがいる。ちなみにまさみは私の高校時代の同級生で、親友。


<竹野内豊>


出版社時代の元上司。今は独立して、編集プロダクションの社長になっている。私の良き相談相手で、よき理解者。私がフリーランスのエッセイストになった時も、「お前ならやれるよ」と背中を押してくれた。


夫が独身時代に出したコンセプトブックの編集を彼が手掛けたことで親しくなり、その後、私に夫を紹介してくれた人でもある。奥さんの松雪泰子は超美人。たまに自宅に招いてくれることもある。


<菅田将暉>


よく行くビンテージショップの店員。いつもおしゃれで、行くたびに私に似合うものを見繕ってオススメしてくれる。自分で洋服を作るのが趣味で、いつも自作の服とビンテージを組み合わせた個性的なスタイリングでキメている。


私の影響で弟の神木隆之介や、友人の志尊淳も店に足を運んで仲良くなり、3人で飲みに行くこともあるらしい。「今度、俺も葉月さんちに行っていいっすか」と聞いてきた。


<窪田正孝>


近所のジムのパーソナルトレーナー。週1で通い出して、もう5年の付き合いになる。私の体調を私よりも気にしてくれており、たまに厳しい。住まいが近いので、スーパーやカフェで遭遇することもしばしば。その度に、買った食材、食べているものをチェックされる。

 

奥さんの水川あさみは、ヨガのインストラクター。夫婦して超健康志向で、家の冷蔵庫には鶏肉とプロテインが大量に入っていると言っていた(笑)。
 


<ジェイク・シマブクロ>


私の夫。世界的なウクレレ奏者で、映画音楽なども手掛けている。1年の3分の1は、世界ツアーに出掛けてしまい、ちょっと寂しい。ハワイ出身で、日本在住歴は10年。


いつも朗らかでピースフルで、謙虚。怒ったところを見たことがない。何か悩んでいても、彼に話を聞いてもらうと、前向きになれるから不思議。私の仕事を理解し、尊敬してくれている、ステキな旦那さま。


ダメだ。これは、永遠にできてしまうぞ。ニヤニヤが止まらないぞ。悲しいけど、今回はこのへんでおしまいにしよう。

 Part2もお楽しみに!!!

 

※Part2はこちらからどうぞ。